
ダウ工業株30種平均はバラク・オバマ氏の大統領選挙から就任式直前までに14%下落した。これは歴代大統領の同時期の下げとしては史上最大。過去2番目の下げを記録したフランクリン・ルーズベルト 大統領時代の1933年には、ダウ平均はその後75%の急反発を演じた。
今日のチャートは、ルーズベルト大統領選出からのダウ平均の動向(朱
色の折線)と、今回のオバマ氏の場合(白い折線)を比較した。ルーズベルト大統領のケースでは、就任式(1933年3月4日時点、真紅の縦線)までの下落率が13%、その後100日間でダウ平均は急上昇を見せた。20世紀の初め以
降に新たに選出された大統領で、類似の期間にダウ平均が2けたの上昇・下落率を記録した例はほかにない。
ニューヨーク大学スターン校で経済・金融史を教えるリチャード・シラ教授は「オバマ氏は過去の類似性に気づいている」と述べ、「状況は1930年代ほど深刻ではないものの、オバマ氏が打ち砕かれた信頼感の一部を回復させるためにルーズベルト大統領の著書をお手本にすると予想するには十分な深刻
さだ」と指摘した。
ルーズベルト大統領が76年前に宣誓・就任して以来で最も深刻な経済危機に見舞われるなか、オバマ氏は20日、大統領に就任する。オバマ氏は民主党議員らと同様、道路や橋、公共施設への投資を通じて雇用創出と景気てこ入れを目指すとともに、証券業界の監督強化を図る考え。
ルーズベルト大統領が就任直後、銀行休業日を宣言し、改革を実施した際、株式市場は1週間余りにわたって休場となったが、取引が再開された日にはダウ平均は15%の大幅高を演じている。

⇒オバマ氏もきっとこの類似性を意識していると思う。今日の就任式ではフランクリン・ルーズベルトが実際に使用した聖書を使ったそうだ。今回の未曾有の経済危機に対する捉え方の参考にしていることは間違いないところだろう。
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