

一般的に各国のGDPは各国の主要株価指数との相関性が高いと言われている。
下記のチャートは本邦&米国GDPとTOPIX&日経店頭平均を2000年から四半期ベースで比較してみたチャートである。ご覧いただけると思うが相関性はやはりかなり高い。
更には株式指数は景気指標の中では先行指数と定義されているので株価の方が動き出しは若干早くなっていることが多い。一般的には6~9ヶ月程度先行して動くと言われている。
では現状はどうだろう????
08年8月のリーマン・ショック以降、全世界的に信用収縮が起こり、それに伴い実体経済の経済活動も停滞、下降の一途を辿った。
その後速やかに、各国中央銀行による金融政策、資本注入が行われ、最悪期は脱し、更には新興諸国の力強い需要という実態面からのサポートにも支えられて、世界経済は徐々に回復を見せているのが現状である。
米国では
09年1Q(1月-3月までの経済活動)-6.4%
09年2Q(1月-3月までの経済活動)-0.7%
09年3Q(1月-3月までの経済活動)3.2%予想
(現地時間10/28日速報値発表)(全て前期比年率換算)
これと照らし合わせて株価の動きを見てみよう。
今年のS&P最安値は3月6日に記録した666.79、後は緩やかながら一貫して上昇の一途を辿っている。
今年の中で最悪だった経済活動を記録した1Q付近で株価も最安値を記録している。
日本では
09年1Q(1月-3月までの経済活動)-3.3%
09年2Q(1月-3月までの経済活動)0.6%
09年3Q(1月-3月までの経済活動)??(日本は11月16日発表予定)
(全て前期比)
これと照らし合わせて株価の動きを見てみよう。
今年のTOPIX最安値は3月12日に記録した698.46その後は緩やかながら一貫して上昇の一途を辿っている。今年中で最悪だった経済活動を記録した1Q付近で株価も最安値を記録していることになる。
株価は先行する筈なのでもう少し先に株価は反転してないとおかしいと思う方もいるかもしれないが、投資家がより慎重な投資姿勢をとった結果という風に考えれば納得できる部分である。
またここでの数値は、ある程度の予想値は前々からコンセンサスとして市場に出回っているので、株価が反応を示すのは事前予想と比べてどうかという点であることにも留意が必要である。
今後の見通しは緩やかながら全世界的に経済は回復に向かうと、株式市場にたいする見方として悲観的になる必要なないのかもしれない。
ただ米国、GDPから考察するに、力強いV字回復というものは期待できないので、指数自体は緩やかな上昇が精一杯といったことろだろうか。
こういった緩やかな上昇局面では、業種間等のファクターはあまり効かず、あくまで個別企業の業績を選んで買っていくという戦略が一番友好になってくると考えています。
ではどんな企業が好業績を持続するのか・???
それは今度の議論にしたいと思います。
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