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2012年7月19日木曜日

CLSA japan as of July 3th


株価バリュエーションは、商品や製品のスポット価格を反映しない。とりわけ鉄鋼と原油価格は、株価よりも遥かに大きく上昇した。商品価格の上昇が株式など大半の資産クラスの価格上昇を上回った1970年代を思い起こさせる。このような状況は、スポット価格がピークに達しつつあると市場が想定している事を示唆している。ジェレミー・カプロンによると、鉄鋼業界の価格見通しは厳しい。米調査会社World Steel Dynamicsのピーター・マーカス氏も、昨日のコンファレンスコールで同様の見通しを示した。そのほか、米国に続き、インドの自動車販売統計が発表された。マルチ ・スズキ の6月の販売台数は前年比わずか2%増にまで鈍化し、弱気の予想をさえ下回った。今週クリストファー・ウッドはモデルポートフォリオからd同社を外した。親会社のスズキにとっては、マルチの不調に加えてルピー安も打撃となる。ルピーが円に対して1%下落すれば、営業利益が約1.5%減少する。しかも、悪化するインドの貿易赤字が今後もルピーの重しとなる。

鉄鋼 鉄鋼スポット価格はこの夏反落し、日本の大手総合製鉄会社に対するセンチメントを圧迫すると引き続き考えている。短期のデータは、この見方を強く裏付けている。ただし、下半期に鉄鋼スポット価格暴落を予想しているピーター・マーカス氏ほどには悲観的ではない。ジェイ エフ イー ホールディングス(5411)と新日本製鐵(5401)に関しては、引き続き投資見送りを勧める。資源株では、コークス価格が年初来から3倍近く値上がりし、三井鉱山(3315)が恩恵を受けるであろう。投資判断BUYを継続する。(ジェレミー・カプロン)

アジア・ストラテジー 『Asia at equilibrium』レポートで詳述したとおり、人民元の調整は中国の経済状況からして不可避で、アジア企業に大きな影響をもたらす。そのメリットを受ける中国とアジアの企業は、中国本土における構造的変化とアジア全域での変化の両方の恩恵を受けることになる。一方で痛みも伴う。低付加価値の低い本土の輸出製造業は、廃業の危機に瀕するであろう。全体的にみて、人民元調整が逆風となる企業の数は追い風となる企業の数と比べて少ない。(アマー・ギル)

セールス・コメント ラッセル・ナピエは中国で起きている歴史的な変化が世界を巻き込むと見ている。で世界的ディスインフレの終焉とインフレ輸出国としての中国の台頭を背景に、中国の内需は拡大し、人民元は1USドル5元の均衡値に向かう。ただし、この非常に強気な見通しを近い将来に実現することとして受け入れられる向きは少ないようだ。

インド:自動車 6月のインドの自動車販売は軟調だった。マルチ・スズキの販売台数は予想を下回る前年比2%増。Mahindra & Mahindraの商用車販売台数は7%増まで減速したが、宣伝活動が奏功しトラクターは大きく伸びた。ヒーロー・ホンダの2輪車の販売台数は予想を上回った一方、Bajajの2輪と3輪車の国内販売は引き続き不調であった。マルチは引き続き、インド自動車業界の最推奨銘柄。(Abhijeet Naik)

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